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認知症、はじめました。

もしや…「そんなことない」って言ってもらい待ち?認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。短歌会に長く通う父と母。父親が認知症と診断されてからも、母親がフォローしながらふたりで通い続けていました。

認知症、はじめました203_こぼればなし83「楽しみ」
「短歌が趣味」聞こえは上品だけど うん・・・サラサラ あら・・・
母の場合は・・・「あー! できない!! できない。締め切りすぎちゃう」ウロウロ
「お父さんも締め切りすぎちゃうわよ!! 早く出して」「うるさいっ」
短歌を作るのに毎回四苦八苦 「なんにも出てこないわー」
歌ができた後も・・・「またヘタクソな歌がのっちゃったわー」
「母さんひとりヘタでいやになっちゃう。はー」不満タラタラで
ぐいぐい「見てっ、ホラ、ココ」 そのくせ見せたがる
『楽しくなさそうなんだよな・・・』「どう? 下手くそでしょ?」 でもずーっと続いている

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈203〉のお話:何かと控えめ?母の出身地と夫婦生活のヒミツ

前の回〈201〉のお話:back number は「水平線」、バックナンバーは「平行線」

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