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竹がつないだ新しいつながり@町田~BLGの活動報告

なかまぁるは、それぞれの「私」が、自分らしく生き続けていくための情報をお届けします。BLGの連載コラム「竹がつないだ新しいつながり@町田~BLGの活動報告」です
たけのこ掘れた!

認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、東京都町田市にある、BLG町田(DAYS BLG!)からの報告です。

DAYS BLG!(以下、BLG!)の伊藤です!
BLG!では、今年度から、週1回、認知症の当事者と、支える仲間が集まる竹林プロジェクトというものに関わっています。
もっと体を動かしたいというメンバーさんが参加し、たけのこを掘ったり、伐採された竹を粉砕したり、チップを地面にまいたりしています。
さらに、メンバーさんのアイデアで、伐採した竹を加工してスピーカーにしたり、
BLG!でやっている駄菓子屋さんで使う小銭入れを作ったりもしています。

たけのこの皮を剥くメンバーさん

この竹林の活動に参加するメンバーの中に1人だけ女性メンバーさん(以下、Cさん)がいます。
この方は BLG!に参加して1年近くになるのですが、参加する数ヶ月前まで飲食店でパートさんとして働いていました。
そんなCさんは BLG!でも大活躍です。
「もっとやることはないの?」と尋ねては、次々と頼まれごとを片付けてくれます。

竹林でももちろん大活躍です。
Cさんが参加しない日には、竹林の管理をしている方から
「今日はあの女性の方はいないの?残念だな」
「いやー、いつもすごいんだよ。5本も6本もたけのこを掘ってくるんだよ」
という言葉がありました。
それを本人に伝えると、照れた表情を見せていました。

Cさんはよくこんな言葉を言っています。
「家にいたら何にも刺激がないでしょう? BLG!に来たらいろんなところに連れて行ってもらえるし、いろんな人がいる。それが刺激になって楽しくてしょうがないの」
スタッフにとって、とてもうれしい言葉です。
BLG!がCさんにとっての刺激になっているのと同じように、
Cさんの存在が BLG!と竹林プロジェクトの刺激になっているということを、
感謝と共にCさんに伝えなければならないなと思います。

また、竹林の作業で伐採した竹を BLG!に持ち帰って竹箸にしたり、
育ちすぎてしまったたけのこでメンマづくりに挑戦したりということもしています。
竹箸づくりをきっかけに、「こういう細かい作業は好きなんだよ」という新たなメンバーさんの一面を発見したり、手作業が好きなメンバーさん3人のつながりができたりしました。安定もいいけれど、たまに入る“刺激”が新たな可能性を生むきっかけにもなるという学びにもなりました。

竹箸を削るメンバーさん

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