手作りのチーズケーキ@いわき~BLGの活動報告
認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、福島県いわき市にあるBLGいわき(デイサービス福老)からの報告です。
こんにちはBLGいわきの長谷川です。
デイサービスでのメンバーさんの日常を皆さんにお話したいと思います。
メンバーさんたちのある朝の会話
ミヨ子さん「おはようございます、今日も頑張りましょう」
勝さん 「おはようございます。今日は何個売れるかね?」
敬子さん 「楽しみだね。予約は何個、入っていますか?」と、
皆さん、到着後すぐに働くモード全開です。
BLGいわきでは、メンバーさんは1階に併設されているカフェ「にぎらないおにぎりカフェふくろう」で、有償ボランティアとしてお仕事をしています。
時には、「昨日は何個売れたの?」「昨日は忙しかった?」と
自分が来なかった日のカフェの様子が気になるようです。
「暇より忙しい方がいいね」と、常に皆さんの会話はカフェの仕事の話です。
現在、カフェでは、
メンバーさんが作るチーズケーキが大人気です。
最初は1ホールの8個を販売していましたが、今では3ホール24個に増やして、水曜日・木曜日・金曜日限定で販売しています。
早いときには水曜日に完売してしまうこともあります。
リピーターのお客さんが買いに来てくれることが、メンバーさんのやりがいにつながっているようです。
「自分の作ったチーズケーキを買ってくれる方の顔は『絶対に忘れない』ね」と
うれしそうにほほ笑んでいるメンバーさんを見ることが、
私たち職員の張り合いになっています。
是非!皆さん、いわき市に来たときは
BLGいわきのメンバーさんの笑顔を見に来てください。
お待ちしております。