御柱祭@諏訪〜BLGの活動報告
認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、長野県諏訪市にあるBLG諏訪(小規模多機能型居宅介護 宅老所いぶき)からの報告です。
こんにちは。BLG諏訪の宮崎です。
7年に1度の御柱祭。日本3大奇祭の一つです。諏訪の人間にはきっても切れないお祭りです。
先日、地元、諏訪上社の山出しが行なわれ、8本の御柱が『御柱屋敷』に安置されました。
BLG諏訪の朝の会でそのことが話題となりました。
そこで、「行ってみたい」というメンバーさんたちとともに、活動の合間に出発!
道中の車内では
「あのおうち、モクレンが咲いているよ」
「桜が咲いたらお花見行きたいね」
「あの面白い建物なに?」
「あれはパチンコ屋さんだよ(笑)」
本当に久しぶりの外出に心が弾みます。
『御柱屋敷』に到着すると、メンバーさんたちは8本の柱を眺めながら
「やっぱり『本宮一』の柱が一番太いのね」
「こんな近くで初めてみたわ。なんだかもったいない。せっかくこんなに育った木なのに」
などと話しつつ、柱をさわって「元気になれるかなあ」と柱のご利益にあやかっていました。
BLG諏訪に帰ってくると、早速、お留守番の仲間に報告。
「よかったよー」
「昔は柱を曳きにいったもんよね」
「焼きそばとフランクフルト売ってたね」
外に出ることで新たな出会いやつながりができ、様々な発見もあります。
そうしたことを、みんなで大切にしていきたいと改めて思いました。
メンバーさんの思いの実現へとつなげていければと思います。