『男が介護する』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
夫や息子などによる男性が介護の担い手となるご家庭も大分増えてきました。男性介護の実態や、支え合う各地のコミュニティの様子などを紹介しながら、仕事と介護が両立できる社会に向けたこれからの介護について、一石を投じる本です。
【あらすじ】
女性が担い手になりがちの家族介護。最近では夫や息子などの男性が担い手となるケースは3分の1を占めるまでになりましたが、孤立や介護離職など、まだまだ問題は少なくありません。悲喜こもごものケアの実態、介護する男性が集い、支え合う各地のコミュニティの活動を、豊富なエピソードを交えて紹介します。
【著者は…】
- 津止正敏(つどめ・まさとし)
1953年鹿児島県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。社会学修士(立命館大学)。専門は社会福祉、地域福祉。京都市社会福祉協議会に20年間勤務したのち、研究職に転じる。現在、立命館大学産業社会学部教授。著書に『ケアメンを生きる』など。
【書籍データ】
- タイトル:『男が介護する 家族のケアの実態と支援の取り組み』
- 著者:津止正敏(つどめ・まさとし)
- 判型:新書判
- 頁数:256頁
- 価格:820円+税
- 発売日:2021年2月24日
- ISBN:978-4-12-102632-3
- 発行:中央公論新社