『絶対猫から動かない』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
両親の介護、自身の老後不安など、「いま」を生きる我々のリアルな悩みを織り込んだ、「ふつうの大人」の冒険小説です。
【あらすじ】
両親の介護や認知症の義父母の存在がのしかかる56歳の大原夢路は、地震で止まった地下鉄の中に閉じ込められてしまいます。それぞれに問題を抱えたいい年の大人たちが、自分たちの生存と、たまたま居合わせてしまった子供たちの未来を守るために戦いを始めます。
【著者は…】
- 新井素子(あらい・もとこ)
- 1977年「あたしの中の……」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに…』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。
【書籍データ】
- タイトル:『絶対猫から動かない』
- 著者:新井素子(あらい・もとこ)
- 判型:四六変形判
- 頁数:648頁
- 価格: 2,200円+税
- 発売日:2020年3月28日
- ISBN:9784041088234
- 発行:KADOKAWA