笑顔の高齢者の姿 もっと発信したい! 「介護と映像」イベントリポート

介護現場の新しい取り組みや素敵なエピソードをもっと広く発信したい。そんなときに力を発揮するのが映像の力です。なかまぁるでは、認知症フレンドリーな取り組みがさらに広がっていくことを目指して、ショートフィルムを広く募集するコンテスト「なかまぁる Short Film Contest 2021(なかまぁるSFC」を開催します。

その関連として、NPO法人「未来をつくるkaigoカフェ」主催、なかまぁる編集部共催で、7月8日に「『介護と映像』~介護福祉業界から社会に必要な情報発信とは~」というオンラインイベントが開催しました。

ケアの現場で写真や動画を活用して発信している3人のプレゼンターが、実際の写真や動画を示しながら取り組みについて話しました。

 

縁側のおばあちゃんの姿や 地元の子どもたちが寄り道する様子も

 プレゼンターは青森県十和田市にある合同会社「くらしラボ」の代表・橘友博さん、栃木県大田原市で、高齢者の孤立の予防や解消に取り組む事業をしている一般社団法人「えんがお」代表の濱野将行さん、広島県尾道市で多世代型住宅などを運営する株式会社「ゆず」代表の川原奨二さんの3人。

多機能小規模ホームで利用者が思い思いに時間を過ごしたり、地域の子どもたちと交流したりする姿、また事業の理念をイメージビデオとして撮影したものや普段のイベントを伝える楽しさあふれる動画などをそれぞれ紹介しました。

 

「誰を笑顔にしているかを伝えたい」「映像は人を集める求心力」

 その後「未来をつくるkaigoカフェ」の代表の高瀬比左子さんも交えてトーク。

濱野さんは発信する際に心がけていることとして「(事業を通じて)誰を笑顔にしているか、誰に喜ばれているかを伝えたい」。川原さんは「本当はもっと発信していきたいと思っている。動画があることで、毎日忙しいスタッフも自分の仕事の意義を確かめられる」と、普段の活動を記録する意味を語りました。また橘さんは「誰に向けて何のために動画を発信するのかを考えていきたい。その発信を通じて人が集まったり、応援する人が集まるなど、求心力になると思う」と話しました。高瀬さんは「みなさん、自分が育ってきたところで起業して、地元を良くしようと活動されているのが素晴らしい。暮らしを支えて世代が混ざり合う場所をもっと発信していけたら」と感想を話しました。

 

スマホに眠る画像や映像 カッコ良く編集するコツをレクチャー

 トークに引き続き、写真・動画編集ワークショップサロン「ポレポレフォト」の講師、赤阪美智子さんによるミニレクチャーがありました。

赤阪さんは「動画を撮る前に、どんなイメージで撮りたいか、誰に見せたいか。説明しながら撮るのか、後で字幕を入れるかなどをイメージして」と撮影の際の心構えを紹介。「手ぶれを抑える」「音をしっかり取りたいときはピンマイクを」などのコツを教えてくれました。

動画の編集では、スマホで手軽に撮影から編集、SNSなどへのアップロードができる、VLLOというアプリの使い方を中心に説明しました。VLLO (app StoreVLLO (Google Play)

参加者たちのなかにはレクチャーに従ってさっそくスマホにある動画や写真を選んで編集を開始。著作権フリーの音楽をつかったり、映像が移り変わるときの効果を試したりしました。

 

力のある映像「コンテストに応募して活動紹介して」

約20分のレクチャーの間に、簡単な動画を編集した参加者もいました。

「意外と簡単」「これまでただ切り取るぐらいだったものを、少しはカッコ良くできそう」「事業所には動画に興味持ってる人がいるのでぜひつくってみたい」といった感想が聞かれました。

高瀬さんは「今回、コロナに負けない活動に感動したし、映像を通じてまた繫がりをつくって欲しい」と話しました。

最後になかまぁるの松浦祐子編集長が「なかまぁるSFC」を紹介。「今日、実際に現場で介護に携わってる方が撮られた動画や写真などの素材には、やっぱり力があるなとおもいました。ショートフィルムコンテストに応募する映像の長さは、40分以内であれば、5分でも10分でも、1分でもOKです。みなさんの活動を紹介する場としても、ぜひ応募してください」と呼びかけました。

「なかまぁるショートフィルム」 の一覧へ

あわせて読みたい

この記事をシェアする