認知症とともにあるウェブメディア

へもでもできるもん

笑顔の「たね」まき旋風 完結編はみんなハッピー…ではない!?

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。
毎夜、呼ばれる救急車問題も解決のように思われますが、へもは何か言いたげです。

「もう救急車を呼ばなくても大丈夫そう?」「うん、全然寂しくないよ」
「今回のことで、介護に携わる人たちって素敵だなぁーって思いました。へもさんには本当に感謝しています」「いえいえ、広子さんのがんばりがあったから」『もっと感謝していいよ俺に!!』
1ヶ月後 有料老人ホームのケアマネに『びっくりすることがあるから見学にいらっしゃい』と言われて訪問した「こんにちは」「いらっしゃい」
「へもさーん、おひさしぶりー」「え!?」
広子さんは、なんと再就職先に福祉の世界を選んでいた。しかも、母親のいるホームに。「楽しんでます」「素敵です」
「お母さんこれで寂しくないね」「うん」
「たねさんがいるとまわりが明るくなるわ。みんな笑顔になるの」
「えへへ」俺めっちゃいい仕事した『誰か褒めて!!』へもの苦労を誰も知らない

次回:一難去ったらまたやってきた 次はどう出る?へもの日常 新章スタート

前回:「ケアマネの裏方事情は胃がキリリ 謝罪の日々よさようなら」はこちら。

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア