『認知症の人が見る景色』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
認知症ケアのエキスパートが、認知症の人の思考や行動を徹底的に分析。一歩踏み込んだ専門的な内容ながら、認知症の方の目に映る世界を、分かりやすい言葉で丁寧に解説しています。
【あらすじ】
認知症の人が見る景色について、今まであまり考えられたことはありませんでした。この本では、これまでに明らかになった認知症研究の成果や、認知症の人の生活を基に、当人が見ているであろう景色が描かれています。認知症の人が見る景色を理解していただいたうえで接することができれば、認知症の人の心にさらに寄り添うことができ、よりよい介護に繋がるでしょう。
【著者は…】
- 中村重信(なかむら・しげのぶ)
- 京都市出身。京都大学医学部卒。広島大学名誉教授。2005年より公益社団法人「認知症の人と家族の会」の顧問を務める。主な著書に「ぼけの診療室」(紀伊国屋書店)、「痴呆疾患の診療ガイドライン」(ワールドプランニング)、「私たちは認知症にどう立ち向かっていけばよいのだろうか」(南山堂)など。2017年日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞「功労賞」受賞。
- 梶川博(かじかわ・ひろし)
- 広島県広島市出身。京都大学医学部卒。医療法人翠清会会長。主な著書に「脳神経外科要説」(金芳堂)、「認知症に負けないために」「脳梗塞に負けないために」(幻冬舎)など。また1985年に槙殿賞(広島医学会会頭表彰)、1996年に日本医師会最高優功賞、2016年に修道医会社会功労賞を受賞。
【書籍データ】
- タイトル:『認知症の人が見る景色』
- 著者:中村重信(なかむら・しげのぶ)、梶川博(かじかわ・ひろし)
- 判型:四六判
- 頁数:166頁
- 価格:1,400円+税
- 発売日:2021年4月10日
- ISBN:978-4344933668
- 発行:幻冬舎メディアコンサルティング