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つなぐ、つながる下坂日記

「ネギ坊主」の話で賑わう市場 いつか行く予定の名は忘れたイタリアン

葱坊主

携帯のアルバムの写真をのぞいてみる

畑のネギのてっぺんに花が咲いている『ネギ坊主』の写真が出てきた
去年の今頃に撮ったみたいだった

次の日、ちょっと早起きして京都中央卸売市場に行った

若年性認知症になる前の20数年は魚屋に勤務していた
魚の仕入れにも来ていたので、鮮魚の卸売問屋以外にも馴染みの店があった

八百屋の店先に目当ての『ネギ坊主』を見つけた

店のお母さんと話をしていると、仕入れに来ていた若いイタリアンのシェフが『どうやって食べるんですか?』と聞いてきたので、みんなで『ネギ坊主』の話で盛り上がった

お母さんはアケビの花とかいろいろ珍しいものを出してきてくれた

お母さんが『ハマダイコンの花をちょっと食べてみて』と
可愛らしい花を出してくれた

可愛い見かけによらず、ピリッと大根の辛味がした

今度、イタリアンの店に食べにいくね!とかいいながら、聞いたお店の名前は忘れてしまった(笑)

次回:「おサルか!?」バナナ食べ続ける私に妻のツッコミ ツツジ彩る京の空

前回:桜のなかで松の葉をもらう 分けてもらった幸運を手に新連載スタート!

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