タカオ★FANTASISTA

淡白な亭主が大根みたい?地獄の沙汰は金次第、ダイコンライフも味付け次第

アルツハイマー型認知症のタカオさん。スケッチされたその不思議な世界観を、間学(あいだ・がく)さんがコレクションしています。日本のみならず、海外の人の注目も集めている作品の数々。タカオさんのガイドつきで紹介します。ようこそ、タカオ美術館へ。

大根のような淡泊な亭主にあきたって? そりゃあんたの味つけしだいじゃよ人生は・・・ Radish Life Depending on your seasoning!
作品名:ラディッシュライフ
ところで「大根役者」の語源を知ってるかね。色が白いからシロウト同然の役者だってダジャレみたいな説もあるけど、めったに当たらないからってのもあるんだよ。大根食べて食あたりしたやつはいないってね。つまり当たらないんだな、その芝居の興行も。そんなことはさておき、大根役者に大根足、味は淡泊で不格好の代名詞になっておる大根じゃが、人気のおでん種部門では長年不動のナンバーワンの座を譲っとらん。大根おろしに大根サラダ、漬物も煮物も、中華だってイタリアンだってこなす天下無敵の食材だよ。天下無敵って言えば鎌倉時代の「名刀政宗」って知ってるだろう。「大根を政宗で切る」ってことわざがあるんだけど、たかが大根をわざわざ名刀で切るから、大げさなことをするって意味らしいんだ。……ん? 何の話だっけ、大げさに話を始めたのはいいけど、わしは一体何について話しているんじゃ?  ……そうだ、そうだ、言いたいことはつまり、わしの理想は大根のような人間になりたいってことなんじゃ。年老いて干からびたたくあんのようになっても、茶漬けにでもすればそこそこイケるんじゃないのかい。

次回:名曲か迷曲か 聴いて吐き出す魂の叫び わしは行くぞ…でもどこへ?

前回:いつもより多めに動いております!いったい、どうしたら笑ってくれる?

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について