『遠距離介護―叔母を看取った私の場合』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
介護と言えば、夫婦間や親子のことと思われがちですが、最近では生涯独身を貫く方も少なくありません。これから増えるであろう、独身を通した叔母の介護に関わった、4年間の記録が描かれています。
【あらすじ】
晩婚、生涯独身者の増加で、「ひとりの老後」問題はこれからますます深刻化していくのではないでしょうか。青森出身、横浜在住の著者は、生涯独身だった叔母の最期を「遠距離介護」で看取りました。横浜〜青森間400キロを飛行機で、新幹線で足繁く通いながら悩み、考えたこと。病院、福祉施設、役所とのやり取り、そして叔母の友人との交流。倒れたと連絡が入ってからの4年間の記録です。
【著者は…】
- 渡辺裕香子(わたなべ・ゆかこ)
- 1950年青森県生まれ。青山学院大学卒業。20代、30代で両親が他界し、「人の死」を身近に感じてきた。横浜市在住。
【書籍データ】
- タイトル:『遠距離介護―叔母を看取った私の場合』
- 著者:渡辺裕香子(わたなべ・ゆかこ)
- 判型:ワイド新書判
- 頁数:178頁
- 価格:1,500円+税
- 発売日:2018年6月1日
- ISBN:978-4907081287
- 発行:百年書房