認知症とともにあるウェブメディア

認知症、はじめました。

父がはじめようとしたこと、邪魔しました 父が認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。常に野望に満ちあふれるお父さん。でもすぐに頓挫してしまうのは、もしかして私のせい?

認知症、はじめました97「あの頃は正直」
突然思いだしたことがある「あっっ」
小学校6年生くらいの頃
「これ読んでみて」
父が書いた童話を渡された
話はほとんどおぼえていないけれど、たしか王様が出てきてわちゃわちゃする話
「つまんない」シンプルで正直な感想を伝えてしまったため
「これがわからんのかっ」「あ・・・」父をプリプリ怒らせたのだった
かつての父の創作の芽をつんでいたかもしれない『ちょっと罪の意識。あーやる気はあったんだな』

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈98〉のお話:毎日来てね。もっといてね。フォローは丸投げ

前の回〈96〉のお話:いまこそ家族も団結!次の大河は何だった?

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア