『あかりさん、どこへ行くの?』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
日常がどんどん崩れていくと感じる家族。認知症の祖母をめぐって、迷って立ち止まりながらも前を向く家族の物語です。全国学校図書館協議会選定図書にも選ばれた、親子で、家族で読んで欲しい一冊です。
【あらすじ】
ぼくはなんどでも、あかりさんの友達になろう。家で小さな事件が次々起きて、仲良く暮らしてきた家族の日常がどんどん変化していきます。迷って、立ちどまりながらも前に進む家族。実際に母親の介護を経験した著者が描く、認知症患者の祖母とその家族の物語です。
【著者は…】
- 近藤尚子(こんどう・なおこ)
- 愛知県生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。1988年、『ぼくの屋上にカンガルーがやってきた。』で、第29回講談社児童文学新人賞佳作、出版。著書に『公園のなかまはホットケーキがだいすき』(講談社)。
- 江頭路子(えがしら・みちこ)
- 福岡県生まれ。絵本のほか、雑誌や教科書などの挿絵も手がけている。作絵の作品に『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』(以上、講談社)、絵を手がけた絵本に『せんそうしない』(文・たにかわしゅんたろう/講談社)、『おかあさんのいのり』(文・武鹿悦子/岩崎書店)、『まだかな まだかな』(文・竹下文子/ポプラ社)など多数。
【書籍データ】
- タイトル:『あかりさん、どこへ行くの?』
- 著者:近藤尚子(こんどう・なおこ/作)、江頭路子(えがしら・みちこ/絵)
- サイズ:20×14センチ
- 頁数:200頁
- 価格:1,300円+税
- 発売日:2016年10月
- ISBN:9784577044612
- 発行:フレーベル館