『おもいでメガネ』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
「大好きだったおばあちゃん……最近わからなくなったんだ」。認知症の祖母と9歳の少年「よしお」のひと夏の思い出が描かれた、絵本的エッセイです。
【あらすじ】
大好きなおばあちゃんが、最近なんだかおかしい。そんなある日、よしおがおばあちゃんのメガネをかけてみると……。認知症の方が見る景色っていったいどんな景色なのだろう……実際にグループホームで働く著者の実体験をもとに、その景色を少年よしおと一緒にみつけていく物語です。
【著者は…】
- ないとうともあき
- 1972年東京生まれ。レコード会社に勤めた後、2002年に独立し、有名アーティストと仕事をしながら、2014年介護施設で働き始める。介護用の楽器やウクレレなどを使った音楽レクリエーション担当に。副業であった介護の仕事もいつしか国家資格を取るまでに。
- やまぐちかん
- 桑沢デザイン研究所を卒業後、コシノジュンコほかアパレルでのデザイナーとして活躍。資生堂、KDDIなどをはじめ、大手企業との企画立ち上げなども行う。クリエーターとしてマーガレット・ハウエル女史らと「MUJI Labo」のリブランドにも携わる。
【書籍データ】
- タイトル:『おもいでメガネ』
- 著者:ないとうともあき(文)、やまぐちかん(絵)
- 判型:A5判
- 頁数:128頁
- 価格:1,500円+税
- 発売日:2019年7月10日
- ISBN:9784074392858
- 発行:主婦の友社