「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル」
なかまぁる編集部
【この作品は……】
認知症の母を介護すると決意して、娘である関口祐加さんが長く暮らしたオーストラリアから帰国して5年。祐加さん自身が老いを感じはじめ、自分自身の、そして母ひろこさんの「最期」を意識し始めます……。娘自らカメラを回して始まった、「毎アル」シリーズがついにファイナルを迎えます。
【あらすじ】
2014年、認知症の母ひろこさんを介護してきた関口祐加監督は股関節手術を受けることを決断します。一方、ひろこさんは意識不明で救急搬送されること4回。大事には至らなかったものの、関口監督は「ケアの終わり」と「母の死」を考え始めるようになっていました。
そんな折り、手術での入院中に関口監督の病棟仲間だった山田トシ子さんが退院後に脳梗塞を起こしたと知り、彼女を見舞うために初めて、関口監督は緩和ケア病院を訪れます。 山田さんの最期に触れた関口監督は、今度は自分自身の「死」も強く意識するように…。「母は、私は、どうやって死んでいきたいのか?」 。死のオプション(選択肢)を求めて、関口監督の新しい旅が始まります……
【公式サイト】
11/3(土)東京(吉祥寺)、11/17(土)京都、12/8(土)長野、2019/1/26(土)神戸、関口監督の舞台挨拶があります。詳しくは公式サイトの上映情報をご覧ください。
【登場人物】
関口祐加 監督(せきぐち・ゆか)/映画監督、関口ひろこさん(せきぐち・ひろこ)/関口監督の母、山田トシ子さん(やまだ・としこ)/関口監督の“病棟の”母、マーガレット・マカンスさん/関口監督の友人、中矢暁美さん(なかや・あけみ)/宅老所「あんき」経営者、ヒューゴ・デ・ウァール博士/精神科医、「ハマートンコート」施設長、エリカ・プライチェク博士/「自死幇助」クリニック院長
- 企画・製作・監督:関口祐加
- 撮影:森谷博
- 編集:デニース・ハスレム
- 音楽:ガイ・グロス
- 医学監修:新井平伊
- 製作:NY GALS FILMS 配給・宣伝:「毎アル」友の会、リガード
【注目の記事】