『認知症になっても人生は終わらない〜認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば〜』
なかまぁる編集部
【この作品は……】
病気になったことが悲しいのではなく、あなたに理解してもらえない事が悲しいのです。互いを知り合うきっかけになる本です
【あらすじ】
認知症と生きるご本人たちが、自ら筆を執られています。絶望なんかしていられない。人生は終わらない。たくさんの言葉には、認知症になって希望を失っている仲間に向けたエールと、社会に対する渾身のメッセージが詰まっています。
【著者は…】
- 福田人志(ふくだひとし)
- 1962年山口県生まれ。大阪の料亭で料理人修行の後、調理師として勤務。 2010年、味覚の異変に気づき、うつ病と診断された後、2014年、アルツハイマー型認知症と診断された。現在、「認知症サポート壱行の会」を立ち上げ、当事者や家族、ケア職、市民らと定期的に交流している。
- 大城勝史(おおしろかつし)
- 1974年沖縄県生まれ。自動車会社の営業マンとして勤めていた40歳のとき、若年性アルツハイマー病と診断される。現在、洗車担当として勤務。県内で初めて若年性認知症を公表し、誤解や偏見を払拭したいとの思いから講演活動を行っている。
- 丹野智文(たんのともふみ)
- 1974年宮城県生まれ。自動車会社勤務。39歳のときに若年性アルツハイマー型認知症と診断される。診断後は営業職から事務職に異動し、勤務を続けながら、不安を持っている本人のためのもの忘れ総合相談窓口「おれんじドア」実行委員会代表を務める。
【書籍データ】
- タイトル:認知症になっても人生は終わらない〜認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば〜
- 著者:認知症の私たち
- 判型:A5判
- 頁数:120頁
- 価格:1,500円+税
- 発売日:2017年4月
- ISBN:978-4-9907364-7-7
- 発行:株式会社harunosora