『認知症介護のリアル』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
認知症の母親とその母親を介護する父親による老々介護を撮影した記録映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の監督を務めた映像作家である信友直子さんと、『脳科学者の母が、認知症になる』を執筆した脳科学者の恩蔵絢子さんによる対談集です。
【あらすじ】
社交的で家事も完璧。家のすべてを回していた母親が認知症に。多くの共通点を感じあう映像作家の信友直子さんと脳科学者の恩蔵絢子さんが、それぞれの立場で体験したことをはじめ、頼もしく感じる父への思いや娘としての思い、周囲の協力についてなど、様々な角度から認知症について語り合います。
【著者は…】
- 信友直子(のぶとも・なおこ)
- 1961年生まれ。映像作家。東京大学文学部卒。2009年、自らの乳癌の闘病記録である『おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記』で多くの映画賞を受賞。2018年に初の劇場公開作として両親の老老介護の記録『ぼけますから、よろしくお願いします。』を発表し、令和元年度文化庁映画賞文化記録映画大賞などを受賞。
- 恩蔵絢子(おんぞう・あやこ)
- 1979年生まれ。脳科学者。東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻博士課程修了、学術博士。2024 年現在、東京大学大学院総合文化研究科特任研究員。著書に『脳科学者の母が、認知症になる』(河出書房新社)、共著に『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか』(中央法規出版)など。
【書籍データ】
- タイトル:『認知症介護のリアル 笑いと涙の母娘の日々(そして時々、父も)』
- 著者:信友直子(のぶとも・なおこ)、恩蔵絢子(おんぞう・あやこ)
- 判型:四六判
- 頁数:232頁
- 価格:1,600円+税
- 発売日:2024年7月18日
- ISBN:978-4828426402
- 発行:ビジネス社