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認知症、はじめました。

開かずの扉を開いたら、奥から出てきたまっくろくろすけ 認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。実家の片づけ。荷物の山をどけたら出てきた納戸の中からは、たくさんの梅干しや梅酒とともに、当時の思い出も飛び出してきました。

認知症、はじめました217_こぼればなし97「手放す」
梅酒コレクションの中からどす黒く変色したモノが出てきた どんより すべて黒い
母は強い「大丈夫よ。飲めるわよ」へいぜん
「もし大丈夫でも、あんまり飲む気しないなあ。下戸だし」「ちょっと心配です」禍々しい・・・我々は弱気
梅酒はまだ沢山あるので捨てさせてもらうことにした だばー
かつての父さんの梅干しの癖
梅があったから思い出したけど、なければ忘れたままだったな
物を捨てると思い出ごと全部なくなってしまいそうな感じになるね・・・ からっぽ
とか思いつつも結局、捨てた『梅酒まだあるし!! 飲む人いないし!! どす黒いし!!』うへー黒い・・・

認知症、はじめました。つづく……

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