大掃除@いわき~BLGの活動報告
認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、福島県いわき市にあるBLGいわき(デイサービス福老)の報告です。
BLGいわきの長谷川です。
2022年も残りわすかとなった昨年末、
BLGいわきのメンバーさんは、デイサービスの大掃除を着々と手際良く行いました。
日々…高齢者パワーに負けている20代のスタッフたちです。
そんな年末の慌ただしい中でも
カフェ(デイサービスの1階に併設されているカフェ「にぎらないおにぎりカフェふくろう」で、メンバーさんは有償ボランティアとして働いています)の仕事の後のお楽しみは!もちろんドライブです。
職員「今日の午後何かやりたいことはありますか?」
メンバーさん「やりたいことなんて聞かれても分からない、行きた場所って聞いた方がいいぞぅ」
すでに目的は外出のみのよう……笑笑
メンバーさんに理由を聞いてみると
「ドライブが大好きだったのに認知症になったことで免許証が無くなった。行きたくても自由に行けない」
「行きたい場所があっても、家族は忙しいからお願い出来ない」
そーぅなんですよね。
当たり前のことが、認知症になることで特別なことに、なってしまっているのかもしれません。
いつも目的地を決めずにドライブしながら良い場所を見つけては写真撮影をします。
そして、デイサービスの施設に戻って、また!写真を見ながら話が盛り上がるのです。
今年も、“写真映え”する様々な場所にドライブができたらいいなと思っています。