『記憶とつなぐ 若年性認知症と向き合う私たちのこと』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
46歳の若さで若年性認知症と診断された夫と、それを見守る妻。ともに病と闘い続ける夫婦の日々を綴った本です。
【あらすじ】
46歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断され、塞ぎ込んでいた下坂さんを、妻の佳子さんは見守り続けました。やがて、そんな絶望の淵に光がさします。ひとつの出会いを経て、下坂さんは自信を取り戻していきました。病気のこと、夫婦のこと、これからのこと。当事者とその家族の、思いと実情が描かれています。
【著者は…】
- 下坂厚(しもさか・あつし)
1973年、京都府出身。2019年に46歳で若年性アルツハイマー型認知症を発症。それを機に、仲間とともに開業した鮮魚店を退社。現在は、介護施設にケアワーカーとして勤務。そのかたわら、「同じ病気を患う人のために、社会に足りないことを伝えたい」と、SNSや講演活動などさまざまな形で情報を発信している。
- 下坂佳子(しもさか・よしこ)
1964年、京都府出身。ホームヘルパーとして働きながら、若年性アルツハイマー型認知症を発症した夫を見守る。
【書籍データ】
- タイトル:『記憶とつなぐ 若年性認知症と向き合う私たちのこと』
- 著者:下坂厚(しもさか・あつし)、下坂佳子(しもさか・よしこ)
- 判型:四六判
- 頁数:196頁
- 価格:1,500円+税
- 発売日:2022年4月21日
- ISBN:978-4-575-31712-1
- 発行:双葉社