『東大教授、若年性アルツハイマーになる』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
元脳外科医で、最高学府の教授でもあった夫が、若年性認知症に。長い苦悩を経ながら病を受け入れ、新たな道へと踏み出した夫婦の軌跡を綴った一冊です。
【あらすじ】
東京大学の教授だった夫の晋。もともと脳外科医であった夫は、脳の病気を人一倍恐れていました。しかし、漢字を忘れ、電車の切符が買えない。当時まだ59歳だった夫が認知症を発症したのです。認知症に直面し、悩み続けた家族が、何をきっかけにどう変わり、病と向き合えるようになったのでしょうか。
【著者は…】
- 若井克子(わかい・かつこ)
1974年、当時は勤務医だった若井晋と結婚。二度の海外生活などを経て、1999年、夫が東京大学の教授に着任するが、若年性アルツハイマー病とそれにともなう体調不良により退官。以後、認知症の当事者とその家族として各地で講演活動を行いながら、2021年に夫が最期を迎えるまでサポートを続けた。
【書籍データ】
- タイトル:『東大教授、若年性アルツハイマーになる』
- 著者:若井克子(わかい・かつこ)
- 判型:四六判
- 頁数:242頁
- 価格:1,400円+税
- 発売日:2022年1月13日
- ISBN:978-4-06-526668-7
- 発行:講談社