『認知症ケアの達人をめざす』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
認知症ケアの現場で対応に苦慮することの多いBPSD(認知症の行動・心理症状)は、予防が重要になってきています。BPSDの発症を防ぐための考え方や対応について書かれている本です。
【あらすじ】
もの盗られ妄想や徘徊、繰り返し質問といったBPSDは、発症してから対処するのではなく、予防が非常に重要になってきています。BPSDの発症を防ぐための考え方や具体的な対応を学び、どのような局面にも柔軟に対応できる介護・ケアの力を身につけ、認知症の人が笑顔で過ごせるようになることを目指します。
【著者は…】
- 山口晴保(やまぐち・はるやす)
- 認知症介護研究・研修東京センター センター長、群馬大学名誉教授/医師。認知症専門医として、認知症の実践医療、脳活性化リハビリテーション、ポジティブ心理学を取り入れた認知症のポジティブケア、メタ認知・病識の研究やBPSDの正しい理解の普及に取り組んでいる。
- 伊東美緒(いとう・みお)
- 群馬大学大学院保健学研究科・老年看護 准教授/看護師・保健師。東京都健康長寿医療センター研究所で20年間、病院・施設・地域における観察調査を行い、BPSDを回避するための認知症ケアのあり方について研究を行う。2019年より現職となった今も、同研究を継続している。
- 藤生大我(ふじゅう・たいが)
- 理学療法士。祖父母が認知症となり中学生の頃から認知症ケアに関わり始める。高崎健康福祉大学を卒業後、理学療法士として臨床に従事。2017年から認知症介護研究・研修東京センターで認知症ケア研究に従事(現在は客員研究員)した後、2021年4月より臨床に復帰。
【書籍データ】
- タイトル:『認知症ケアの達人をめざす 予兆に気づきBPSDを予防して効果を見える化しよう』
- 著者:山口晴保(やまぐち・はるやす)、伊東美緒(いとう・みお)、藤生大我(ふじゅう・たいが)
- 判型:四六判
- 頁数:152頁
- 価格: 1,800円+税
- 発売日:2021年6月10日
- ISBN:978-4-7639-6039-9
- 発行:協同医書出版社