『バスへ誘う男』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
なぜ認知症の父はバスで徘徊するのか――様々な謎解きと路線バスの旅が融合した、ノスタルジー溢れるトラベルミステリー小説です。
【あらすじ】
路線バスの旅のコーディネイターである主人公が出会った炭野は、故人が望む墓の向き、ベランダにさらされ続ける布団の意味、認知症の父がバスで徘徊する理由など、次々と謎を解き明かしていきます。郷愁、驚愕、感動が渦巻くお散歩ミステリーです。
【著者は…】
- 西村健(にしむら・けん)
- 1965年福岡県福岡市生まれ。東京大学工学部卒業。労働省(現・厚生労働省)に入省後、フリーライターになる。2005年『劫火』、2010年『残火』で日本冒険小説協会大賞を受賞。2011年『地の底のヤマ』で第30回日本冒険小説協会大賞、翌年、同作で第33回吉川英治文学新人賞、2014年『ヤマの疾風』で第16回大藪春彦賞を受賞する。著書に「博多探偵シリーズ」など。
【書籍データ】
- タイトル:『バスへ誘う男』
- 著者:西村健(にしむら・けん)
- 判型:四六判
- 頁数:304頁
- 価格:1,600円+税
- 発売日:2020年4月3日
- ISBN:978-4-408-53755-9
- 発行:実業之日本社