『認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由 5000人を診てわかったほんとうの話』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
いまのところ、認知症が治る薬はありません。しかし「認知症になる=絶望」ではありません。認知症1000万人時代を迎えようとするいま、認知症とともに「よりよく生きる」備えをするための一冊です。
【あらすじ】
認知症になった人は「世間のお荷物」「なにもわからない人」「なにもできない人」そうした負のレッテルが、本人と家族を追いつめていきます。認知症という言葉が当たり前の時代になった現在でも、誤解の多い認知症。日々認知症の人々と向き合う医師だからこそわかってきた真実をもとに、本人も周囲も納得できる生き方を考えていきます。
【著者は…】
- 木之下徹(きのした・とおる)
- 1962年兵庫県明石市生まれ。国立精神・神経センターゲノムプロジェクト(アルツハイマー病、てんかん)非常勤研究員を経て医療法人社団こだま会こだまクリニックを2001年に開院。日本初の認知症専門の訪問診療を始める。2014年三鷹市にのぞみメモリークリニック開院し、認知症が気になる人の外来診療を開始した。
【書籍データ】
- タイトル:『認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由5000人を診てわかったほんとうの話』
- 著者:木之下徹(きのした・とおる)
- 判型:新書
- 頁数:224頁
- 価格:880円+税
- 発売日:2020年8月21日
- ISBN:978-4065210802
- 発行:講談社