認知症とともにあるウェブメディア

欽筆~どこまで書くの!

絶景を見てあなたは言える?相手を振り向かせるような感動の言葉 欽筆8

欽ちゃんこと萩本欽一さんが、自ら考えた格言や生き方のコツを筆でしたためます。何時間も、ときには何日もかけて書き上げるという味わい深く温かい欽ちゃん直筆の書を、短いインタビューと合わせてお届けします。

萩本欽一さんの毛筆による作品「欽ちゃんの言葉」

旅に出て 景色に会うと「ワーきれい」と叫ぶ 拍手にしません

旅番組を観ていると、皆さん景色を見ながら一様に「ワーきれい」って言うじゃない? 僕はああいう場面で「ワーきれい」以外の言葉を聞いたことがない。あとはせいぜい「絶景ねえ」とか「すてき」とか。ああいうのを見ていると、毎回「たまには違うセリフを聞きたいなあ」って思うんだよね。
だから僕は景色を観に行こうとは思わない。せっかくのいい景色なのに、つまらない言葉が聞こえてくるのが嫌なの。「なんでこの言葉を聞きに来たんだろう……」と思って悲しくなるの。たまに自分が景色のいい場所に行った時は、毎回違うセリフを言うようにしてたもん。「待ってたー!」とか「来たよー!」とかさ。
人と違うことを言うのが恥ずかしいなら、たとえば「おとうさん、拍手しましょうよ」って拍手するでもいいじゃない。すてきだと思わない? せっかくの景色なんだもん、思わず振り向いてしまうような言葉で感動を表してみましょうよ。

「待ってたー!」「来たよー!」欽ちゃんが、景色のいい場所で言う言葉
「待ってたー!」「来たよー!」欽ちゃんが、景色のいい場所で言う言葉

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア