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学童保育クラブでの「紙芝居読み聞かせ」今年もスタート!~DAYS BLG ! の活動報告

子どもたちの前で紙芝居を読む村山さん
子どもたちの前で紙芝居を読む村山さん

今年の夏も暑いですね。DAYS BLG!(以下、BLG!)の、あるメンバーさん(BLG! は「利用者」という言葉は使いません)は「暑い、暑い、と言っていると更に暑く感じるから“暖かい”と言うようにしている」と話されていました。が、暑い。この暑さはいつまで続くのでしょうか。水分補給をしながら、熱中症に気を付けていきたいところです。

ところで今回の活動は、学童保育クラブにて紙芝居の読み聞かせを行ったときのことです。この紙芝居の読み聞かせは、8年前のBLG! 設立と同時に始まり、町田市内の学童保育クラブ14箇所で開催しているものです。毎年この時期にすべての学童保育クラブを訪れています。

「こんにちはー!」村山さん
「こんにちは…」子どもたち
「おいおい、元気がねぇな!どうした?」村山さん

なんていうやり取りからスタートしました。今回の紙芝居『だいじょうぶだよ-ぼくのおばあちゃん-』、『まんじゅうこわい』の二本です。当初は認知症のことを知ってもらいたいと考えてスタートした企画ですが、現在は私たちメンバーの顔を知ってもらい、そして道で会ったときに挨拶がし合える地域をつくる-。こんな地域づくりのツールに変化してきました。

「おっちゃんの顔を憶えたか?」村山さん
「憶えられないー!」子どもたち
「じゃ、名前はどうだ?」村山さん
「村山さん」子どもたち
「よっしゃ! じゃ、今度は挨拶してくれよ?」村山さん
「わかったー!」子どもたち

暑さがどこか爽やかな空気に感じた「学童保育クラブでの紙芝居読み聞かせ」の時間となりました。

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