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認知症、はじめました。

父を世話する母が、決して手放さなかった時間 認知症、はじめました

レビー小体型認知症を患った父親が他界。それまで、そしてその後の暮らしをイラストレーターがマンガにしていきます。実家の両親は二人暮らし。そんな中、父親が認知症を発症し、母親は通院など父親の身の回りのことに気を遣う毎日ですが、自分のための時間も大切にしていました。

認知症、はじめました256_その後24話「だいじ」
実家の母は短歌のほかに長年続けていることがある
週に一度のオープンカレッジ通いだ。都内の大学まで一時間ちょいかけて行く ガタンゴトン
漢詩の講座にもう10年以上通っていて
父が認知症だと分かった頃も「春からの講座の申し込みがあさってまでなの。いいよね、申し込んで」と、動じなかった やる気だ・・・
昼過ぎに家を出て、講義を受けて、いそいで帰って夕方「失礼しまーす」
でも大変そうというよりは「Sさんは小柄だけど、元気でいつもテキパキしてて」「Mさんは書道の先生」と受講生仲間の話をするなどやっぱり楽しそう
父にふりまわされがちな生活だと思うけど「あっ、みかんぜんぶ食べちゃったの?」
やりたいことをちゃんととっておくところ、とてもよいと思う パチパチ ブラボー

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