『人はどう老いるのか』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
「老い」と「死」は例外なく「初心者」の私たち。いざという時に慌てふためかないためには、老いの現実を予習する必要があります。多くの死を看取ってきた医師で小説家の著者が、楽に老いるコツを本音で語った本です。
【あらすじ】
下手に老いて苦しんでいる人は、浮かれた情報に乗せられ、気楽で前向きな言葉を信じた人たちです。上手に老いて穏やかに過ごしている人は、いつまでも元気にこだわらず、達観しています。多くの高齢者に接してきた著者が感じる、失敗しない「老い方」。それをいっしょに見ていきましょう。
- 久坂部羊（くさかべ・よう）
- 1955年生まれ。小説家、医師。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院の外科および麻酔科にて研修後、現・大阪国際がんセンターで麻酔科医、神戸掖済会病院一般外科医、在外公館で医務官として勤務。2003年に『廃用身』（幻冬舎）で作家デビュー。『祝葬』（講談社）、『MR』（幻冬舎）など著作多数。
【書籍データ】
- タイトル：『人はどう老いるのか』
- 著者：久坂部羊（くさかべ・よう）
- 判型：新書判
- 頁数：240頁
- 価格：920円+税
- 発売日：2023年10月19日
- ISBN：978-4-06-533693-9
- 発行：講談社
