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認知症、はじめました。

片づけの専門家 心のメンテもできるなんて 父が認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。実家の片づけ。自分たちだけではどうにもならないと感じたひわさんは、もう人に頼るしかないと、片づけサービスを利用することに。まずは聞き取りと方針の相談をすることになりました。

認知症、はじめました210_こぼればなし90「困るのね」
打ちあわせをして大体方針がかたまった。「それではまず、1階の片づけをメインにして、すごしやすくなるよう、生活の動線を確保しましょう」
「ほかに何か困ってることとかありますか?」
「娘がねえ、なかなか結婚しないんですよー」
『またか・・・』「そうなんですかー」「いい人いたらおねがいします。ホホ」母にとってはそれが一番
片づけのプロの帰りぎわ「大丈夫ですか?」「え?」
「ご家族のこといろいろされているのに、あんな風に結婚のこと言われて・・・」「ああ、ありがとうございます。いつもあんな調子で・・・タハハ」
ブー「・・・」
『いたわられると、くうー、泣けてきちゃう!!』やさしさ沁みました

認知症、はじめました。つづく……

前の回〈209〉のお話:モチは餅屋 プロフェッショナルへの敬意?

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