認知症、はじめました。

聞こえてなくてもいいの。でもヤなの 父が認知症、はじめました

認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。置いてけぼりは、父さんも寂しいのです。

認知症、はじめました35「耳が、遠いんです」
「言葉は、ひとつずつはぎれよく使う。これが大事」なに、いきなり
「なんで? どういうこと?」
「うんうん、そうです」『きこえてるふりした』
父は、きこえてなくてもあんまり気にならないみたい『ま、いっか』
夕飯どき「お母さん小さいとき、実家でヤギ飼ってたのよ」「え」
「知らなかったー。かわいかった?」「かわいかったわよー。弟と子ヤギからいっしょうけんめい世話してね・・・」
「そのころはさ・・・」「お父さんはいまの話、ぜんぜんきこえてませんから!」
でも、仲間はずれはイヤみたい

次の回〈36〉のお話:初めての補聴器選び、スムーズに…いくわけない

前の回〈34〉のお話:「認知症、はじめないと思ってました

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