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認知症、はじめました。

実家にあふれる本を処分すると…思わず漏れた父の本音は 父が認知症、はじめました

認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。本棚からあふれてしまった本たちへの、お父さんの愛情に心打たれますね。

認知症、はじめました21「そうだね」
本が本棚に入り切らず、各地で塚になっているので
できれば減らしたい「父さん、もういらない本があったら教えてほしいんだけど」「わかった」
「これはいらない」「これも」
「これももういい」
「けっこうあったな」
「でも、どの本にもそれぞれよいところがあるんだよ」「せつないね」
本を運ぶ私は一旦足を止める
「うん、そうだね」

次の回〈22〉のお話:実家でアルバム発掘…あの頃の父さんは刺激的!?

前の回〈20〉のお話:実家に積まれた箱の山…中から出てきたモノは?

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