「誰かの役に立っているかな」仲間と過ごす時間@横須賀~BLGの活動報告
認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、神奈川県横須賀市にあるBLG横須賀(認知症対応型デイサービス「スマイルデイサービス長坂」)からの報告です。
こんにちは。BLG横須賀の加藤です。
BLG活動を始めて半年以上が経ち、メンバーさんからは色んな声が聞こえるようになりました。
「私が出来ることはなんでもやりますよ」とDIY、畑仕事、家事作業など何でもされるメンバーさん。
「ここに来ると、色んなことが出来るから楽しみ」と毎回言って下さるメンバーさん。
「あの方(他のメンバーさんのこと)はコーヒーに砂糖とミルクを入れるから」とそれぞれの好みを把握しながら、コーヒーを入れて下さるメンバーさん。
活動が終わった後「誰かの役に立ったかな」と毎回確認をされ、ホッとされるメンバーさん。
お互いが誰かを思い、目的を持って活動をされている場面が多く見られます。
そのために、スタッフも“メンバーさんのことを知る”という大切なことを常に心がけています。
私に出来ることなんてあるかな……と不安そうに話されるメンバーさんも、他の方と一緒に作業をすることで会話が生まれ、表情も生き生きとされます。
今後もメンバーさんと共に、様々な活動をしていきます。