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認知症、はじめました。

忘れたいことほど忘れられないジレンマ 認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。そのたびに「イヤな気分になる」と言っているにもかかわらず、「結婚しろ」と何かにつけて言ってくる母親に、怒り心頭のひわさんです。

認知症、はじめました213_こぼればなし93「追い」
案の定ひとくさりケンカして、分かりあえず帰宅「もういいっ」
忘れよう、すぐ忘れよう ザッザッザッザッ
高校時代「人の電話こっそり聞かないで!!」「知らないわよ」みとめない
学生時代「勝手に手紙あけたでしょ!! やめてよ!!」「何が?」
「のりかわいてないの、おかしいでしょ!!」ぐちゃ、べったり  「・・・」みとめない
忘れたいのに昔の記憶がほりおこされてしまう「ぐう・・・」
昔っから私の「やめて」は届かない 「親だもの。心配だからよ」
あれやこれや思い出しては追い怒り、不毛・・・!! チキショー

認知症、はじめました。つづく……
前の回〈212〉のお話:“幸せ”って誰が決めるもの?母と肉食の愛

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