『鼻めがねという暴力 どうすれば認知症の人への虐待を止められるか』
なかまぁる編集部
【この作品は……】
パーティーグッズの「鼻めがね」。認知症のお年寄りに掛けさせて「かわいい」などと言って手をたたく。日常のよくありがちな光景こそ、虐待の芽であるといいます。虐待が起こる原因と解決について、ご自身の経験を基に書かれています。
【あらすじ】
老人ホーム等での介護職による虐待が後を絶ちません。果たしてそれはどこまで広がっているのでしょう。この本は、著者がかつて特養の入居者にあやうく暴力を加えそうになった経験や、現在運営するグループホームで起きてしまった虐待事件を振り返りながら、虐待が起こる原因について深く追究し、どのようにしたらそれらを止めることができるのかについて書かれています。
【著者は…】
- 林田俊弘(はやしだとしひろ)
- NPO法人ミニケアホームきみさんち理事長、有限会社自在取締役社長。1968年福岡県生まれ。銀行を退職後、デイサービスや特別養護老人ホームなどの介護職を経て、1999年グループホーム「ミニケアホームきみさんち」を開設。現在、都内で計6か所のグループホームを運営する。東京都地域密着型協議会副代表としても活躍。
【書籍データ】
- タイトル:鼻めがねという暴力 〜どうすれば認知症の人への虐待を止められるか〜
- 著者:林田俊弘(はやしだとしひろ)
- 判型:A5判
- 頁数:160頁
- 価格:1,800円+税
- 発売日:2016年7月
- ISBN:978-4-9907364-4-6
- 発行:株式会社harunosora