WATASHI 戸﨑美和が撮る当事者

「丹野智文さん」 WATASHI~戸﨑美和写真館~

写真家であり社会福祉士でもある戸﨑美和さんが、当事者の一瞬を切り取りました。どのようにファインダーをのぞいて、どういうタイミングでシャッターを切ったのでしょう。その内側の世界は?

WATASHI本文
「丹野智文さん」44歳

丹野さんといえば多くの方々に知られていて、ネットでも検索すればすぐに表示されるかた。丹野さんを撮るなら、今までみたいに「対象を強く見つめたその先にある一枚」の撮り方ではないように感じたんです。
デジタルカメラは本当に丁寧に被写体をとらえるけれど、ピントを合わせたり絞りや色を考えたりしていた自分が一瞬消えて、気持ちだけでシャッターを切っていました。
会話の中で飛んでくる、ポジティブなコトバのかけらたち。思いがコトバに変わって動き始める瞬間、その空気感を含めて撮りたかったんです。そして、やっぱりあの笑顔。ぴったりな一枚になりました。
丹野さんの目のひかりは、柔らかくて強かったです。

戸﨑美和さんが、撮影中に聞きました。「この先1年で何がしたいですか?」

「丹野智文さん」のコトバ

「2019年は富士山に登りたい。あと、今までもやってたけどサーフィンをしたいですね」

「何がやりたいかって、なんだってできますよ」

「2020年のオリンピックのときには、聖火リレーに出たいですね」

「やっぱり笑顔でいることが一番ですね!」

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