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「あ、俺も認知症だった」 笑って和んで前を向く ~DAYS BLG ! の活動報告

語らいながら、おそろいのユニフォームで洗車に向かいます

いつものように、私たちDAYS BLG! 恒例の洗車にでかけようとしたところ、後から人1人の参加者(以下、メンバ-さん)が追いかけてきました。

「靴、履き忘れているよ」

ほかのメンバ-さんが気がついて、教えてあげます。「あははは」と、笑いながら下駄箱に戻っていくご本人。

先に歩きはじめた他のメンバ-さんが「靴を履き忘れちゃうなんて認知症かなぁ」とつぶやくと、別の人が「私は認知症だけど、まだ靴を履くことは忘れないな。でもいつかそうなるのかな」と不安そうな声で答えました。

すると、「あ!俺も認知症だった。認知症であることも忘れちゃうんだからな。あははは!」と、最初のメンバーさん。この発言に、みんなで大笑いして、その場はすっかり和みました。

「でもさー。自分たちも認知症が進んだらできなくなることがいっぱいあるよね」

「そうだよな。だから今のうちにやりたいことやって、できることして楽しめばいいんじゃないの?」

「そうだよね」

「そうだよ!重く考えないでさあ、お気楽に行こうや!」

不安そうな声をあげていたメンバ-さんも、安心したようでした。

「同じ悩みをわかり合える仲間がいるってうれしいよね」

不安を打ち明けるという勇気

認知症と診断されて悩んだ人が、同じような悩みを経験した仲間と出会い、お互いの悩みを共有しながら、自分たちでそれを解決していく――。DAYS BLG ! では、そういうことが多いのです。

不安な気持ちを口に出すのは、勇気がいります。でもお互いに話を聞きながら、「そうそう!俺も一緒だよ!」と共感し合えれば、元気になることもできます。「ここにくれば仲間がいる。ただそれだけでうれしい」と、いつも話してくれるメンバ-のみなさん。同じ辛い体験をした仲間だからわかりあえるんですよね。私たちスタッフはいつもメンバーさんから教えてもらうことばかり。人生の先輩ってすごい!!

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