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『認知症世界の歩き方』


【この作品は…】

なかなか理解できない、理解してもらえない「認知症のある方が実際に見ている世界」を、楽しいスケッチと旅行記の形式で、ご本人の視点から楽しく学べる一冊です。

【あらすじ】

ご本人へのインタビューをもとに描かれた「認知症のある方が生きている世界」を体験できる13のストーリーでは、身体と心のふしぎを丁寧に解説しています。また「心身機能障害」と「生活の困りごと」の因果関係をまとめ、一見、関係ないように思える困りごとが、実は同じ理由から生じていることが見えてきます。

【著者は…】

筧裕介(かけい・ゆうすけ)
東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。慶應義塾大学大学院特任教授。2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+designを設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、実践に取り組む。2017年より認知症未来共創ハブの設立メンバーとして、認知症のある方が暮らしやすい社会づくりの活動に取り組む。

認知症未来共創ハブ
「認知症とともによりよく生きる未来」を目指し、当事者の思い・体験と知恵を中心に、認知症のある方、家族や支援者、地域住民、福祉関係者、企業、自治体、研究者らが協働し、ともに未来を創る活動体。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター、日本医療政策機構、認知症フレンドシップクラブ、issue+desigの4団体が2018 年より共同で運営。代表は堀田聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科・教授)。

【書籍データ】

  • タイトル:『認知症世界の歩き方』
  • 著者:筧裕介(かけい・ゆうすけ)/著、認知症未来共創ハブ/監修
  • 判型:四六判
  • 頁数:264頁
  • 価格: 1,900円+税
  • 発売日:2021年9月15日
  • ISBN:9784909044327
  • 発行:ライツ社

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この連載について

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