認知症とともにあるウェブメディア

みんなが心開いて「素」になれる場所 

「畑づくりも自分たちの手で」@やいづ~BLGの活動報告

手作り看板とともに
手作り看板とともに

認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、静岡県焼津市にあるBLGやいづ(デイサービスごんべえ)からの報告です。

令和7年8月から小さな民家をお借りし、地域密着型通所介護“私たちの居場所ごんべえ”を開設しました。

「私たちの居場所は自分たちで一から作る」を合言葉に、施設内の掃除、片付け、障子の張り替えまでメンバーさんと共に行いました。

「久しぶりの障子張り懐かしいね」「おじいさんに教えてもらったなー」「昔を思い出して楽しいね」等、会話をしながら環境を整えて参りました。

荒れ放題だった畑も皆で耕し、近所の子どもたちも草取りや石を取り除くお手伝いにメンバーさん指導のもと参加してくれています。肥料を入れ、畝を作り、均等に植えるため紐に印をつけ、こだわりの畑が完成しました。

畑の打ち合わせで重要なことは天気予報。天気とにらめっこしながら、肥料をいれる日程を決め、それまでに行う準備作業の打ち合わせを行っていきます。

居場所農園

その姿は真剣そのもの。真剣に取り組んでいるからこそ時には意見の食い違いもありますが、ブロッコリー、キャベツ、ニンジンなど、沢山の野菜の収穫が出来ています。

「一から作った野菜は特別でおいしいね」「今度は何をつくる?」と今は“じゃがいも”栽培に力を入れています。「収穫したじゃがいもは販売できないかな?」とメンバーさんで計画を立てています。

ごんべえ味噌
ごんべえ味噌

ごんべえ食堂で反響の良かった豚汁のお味噌。興味を持ってくださった方が大勢いて、商品化に向けて準備を進めています。

開設当初少なかったメンバーも現在は16名、協力企業も現在は7社まで増えました。少しずつ実績を積み地域からの興味関心も増えてきました。

ますますやりたいことが増えてきています。

時間を忘れて黙々と作業
時間を忘れて黙々と作業

メンバーの満面な笑顔、地域の方々の笑い声が沢山聞こえる、そんな私たちの居場所ごんべえを目指して活動していきます。

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア