【申込受け付け中】認知症本人大使(希望大使)任命イベント~私たち本人と一緒に希望の輪を広げよう~(東京)
PR by 厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室
厚生労働省は、認知症への関心と理解を深めるための普及・啓発を行う「希望大使」を任命する「認知症本人大使(希望大使)任命イベント」~私たち本人と一緒に希望の輪を広げよう~を1月20日(月)に開催します。「希望大使」には、認知症になっても希望を持って前を向いて暮らすことができている姿を積極的に発信していく観点から、認知症の人本人を任命します。
認知症は誰もがなり得るものであり、家族や身近な人が認知症になることも含め、多くの人にとって身近なものとなっています。こうした中、認知症の人の意思が尊重され、認知症の人やその家族が地域のよい環境で自分らしく暮らし続けるためには、認知症への社会の理解を深め、認知症があってもなくても、同じ社会の一員として地域をともに創っていくことが必要となります。厚生労働省では、本イベントで任命する希望大使のお力もお借りしながら、認知症への社会の理解を深めていきます。
日時
2020年1月20日(月) 15:00〜17:00(14:30開場)※予定
会場
全社協・灘尾ホール(東京都千代田区霞ヶ関3丁目3-2新霞ヶ関ビルディング)
・銀座線 虎ノ門駅11番出口より徒歩5分
・丸ノ内線、千代田線、日比谷線 霞ヶ関駅A13番出口より徒歩7分
・丸ノ内線、千代田線 国会議事堂駅3番出口徒歩5分
プログラム
15:00 開会挨拶
15:02 主催者挨拶(加藤勝信厚生労働大臣) ※予定
15:05 希望大使の任命(加藤勝信厚生労働大臣から任命証授与)※予定
15:35 ゲストスピーチ(認知症の人と家族の会代表 鈴木森夫氏、東京都健康長寿医療センター研究部長 粟田主一氏 他)
16:05 ビデオメッセージ(クリスティーン・ブライデン氏)
16:20 希望ミーティング「私たちの体験を活かし、希望をもって暮らせる社会をつくりだそう」
17:00 クロージング
⚫️希望大使(予定)
- 藤田和子(ふじた・かずこ)
- 鳥取県鳥取市在住、58歳。
一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループ」代表理事
看護師として働いていた45歳の時、若年性アルツハイマー病と診断される。「認知症になっても自分らしく暮らせる地域にしたい、そんな地域をつくりたい」と考え活動を続けている。これからもその活動の輪を広げていくために、全国各地で「認知症とともに生きる希望宣言」を伝え、その地域の本人たちが前向きに生き、仲間をつくり、社会に参加していくことの後押しをしていきたいと考えている
- 丹野智文(たんの・ともふみ)
- 宮城県仙台市在住、45歳。
自動車販売会社でセールスマンとして活躍していた39歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断される。認知症の本人が自身の体験や経験をもとに、当事者の相談を受ける「おれんじドア」を地元の仲間と行っている。「できることを奪わないで欲しい」こと、「本人だからできることがある」ことを社会に発信している。
- 柿下秋男(かきした・あきお)
- 東京都品川区在住、66歳。
大学(東京教育大学<現筑波大学>)在学中、モントリオールオリンピックに出場。青果会社在職中にMCIの診断受け、1年半後62歳で退職。現在、初期の認知症。「認知症であってもなくても暮らしやすい社会を地域の人たちと作る活動」や、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツでつながる活動を広げていきたいと考えている。
- 春原治子(すのはら・はるこ)
- 長野県上田市在住、76歳。
教職を定年退職後、小学校の授業支援や地域初の放課後児童広場を立ち上げる。認知症診断後も近隣のふれあいサロンや特別養護老人ホームのボランティアなど、地域活動を継続している。地元で認知症であることを公表し、月2回、自分自身の経験や体験をもとに、本人や家族、近隣住民からの相談にのっている。
- 渡邉康平(わたなべ・やすひら)
- 香川県観音寺市在住、77歳。
日本電信電話公社(現NTT)の機械課職員、50歳から観音寺民主商工会に勤務。72歳で脳血管性認知症と診断される。2017年6月から三豊市立西香川病院(認知症疾患医療センター)の非常勤相談員として、院内の認知症カフェに通う当事者の認知症を抱えながら生きる不安や悩みを聴き、自分らしく生きる姿をみせながら、認知症になってもよりよく生きるための応援をしている。
⚫️ゲストスピーチ
- 鈴木森夫(すずき・もりお)
- 1952年愛知県生まれ。74年愛知県立大学卒。愛知県や石川県内の病院で医療ソーシャルワーカー、ケアマネジャーとして勤務。精神保健福祉士。84年に「呆け老人をかかえる家族の会」石川県支部の結成に関わり、事務局長、世話人として活動。2015年に「認知症の人と家族の会」の理事、17年には代表理事に就任した。
- 粟田主一(あわた・しゅいち)
- 東京都健康長寿医療センター研究所・研究部長。同・認知症疾患医療センター長。同・認知症支援推進センター長
1984年山形大学医学部卒業、2001年東北大学大学院医学系研究科精神神経学分野助教授、2005年仙台市立病院神経科精神科部長・認知症疾患医療センター長を経て、2009年より現職。専門は老年精神医学。日常診療とともに、認知症とともに希望と尊厳をもって暮らせる社会の実現をめざした研究を行っている。日本老年精神医学会理事、日本認知症学会理事、日本老年学会理事など。
⚫️ビデオメッセージ
- Christine Bryden(クリスティーン・ブライデン)
- オーストラリア在住、46歳で認知症の診断を受ける。認知症の体験を世界にむけて発信する本人発信の先駆者
定員
先着400名、参加費無料
申し込み方法(申し込みフォーム、はがき、FAX)
1. 申し込みフォーム(リンク)からのご応募
・申し込みフォームに必要事項をご記入の上ご応募ください
※申し込みフォームでご応募の方は、参加票メールのコピーをお持ちいただくか、画面の提示をお願いいたします
※車椅子をご利用の方は備考欄に明記をお願いします。
※応募締め切り1月19日(火)23時59分(必着)
※募集定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
イベントの内容や応募に関するお問い合わせ
JM&COMPANY内「認知症本人大使任命イベント運営事務局」
TEL:03-6278-8233
(受付時間:月~金 10:00~17:00 ※12月28日~1月5日、祝日を除く)
認知症のご本人・ご家族からのお問い合わせは
一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)
TEL:03-3986-8171
(受付時間:月~金 10:00 ~17:00 ※12月28日~1月5日、祝日を除く)
主催
厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室
特別協力
日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)
協力
認知症の人と家族の会、認知症フレンドシップクラブ、認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ、認知症共創未来ハブ、全国キャラバンメイト連絡協議会、全国若年性認知症家族会・支援者連絡協議会
企画・運営
なかまぁる編集部(朝日新聞社)
<参考>
〇認知症とともに生きる希望宣言(一般社団法人日本認知本人ワーキンググループ
(JDWG)HP)
○認知症施策推進大綱について(厚生労働省HP)