【終了しました】【参加者募集中】介護事業者向け採用・離職対策 好事例から学ぶ!#4 地域密着での働き手の探し方
介護の人手不足を解決する手段の一つとして、事業所がある地域の人材発掘が注目されています。車の運転による送迎や利用者とのコミュニケーションまで、さまざまなスキルを持つアクティブシニアの取り込みのほか、かつては介護の現場で働いていたものの離職してしまった“潜在介護福祉士”や“潜在介護職員”、学生のアルバイトを通じて介護業界への就活のきっかけをつくるといったことが、好事例の事業者では行われています。
「好事例に学ぶ!」シリーズの第4回のテーマは、地域の人材を発掘していくためのメソッドを学びます。申し込み時に、みなさんからの事前質問も受け付けます。
2022年11月10日(木) 19:00~21:00
【介護人材 #4】働き手はどこに? ヒントは地域密着? 紹介業者? 新卒?
■概要
働き手を地域密着で確保する2つの事業者を紹介します。
その手法は、事業所から半径2キロ圏内や地元町内会といった足元の地域住民との関係を構築し、かつ多様な人が働きやすい環境を整えることから始まっています。
ただし、新卒や中堅の人材確保となると、2つの事業者のベクトルは違います。
特別養護老人ホーム「和心」では、最近の学生のトレンドをキャッチアップしつつ、全体の人員構成に最適な人材確保や人事制度を探っています。かつては人材紹介業者を頼ることもありましたが、今は頼らずに集まるように改善しました。
一方、小規模多機能型居宅介護「ひつじ雲」を運営するNPO法人楽は、今年10月にオープンの身体障害者グループホームの有資格者の確保で、人材紹介業者を頼らざるを得ない状況でもあります。
2つの事業者の共通点は「介護人材が不足しているから、誰でもいい」という採用スタントはとらない点です。
2つの事業者のケーススタディーをもとに、視聴者のみなさんの質問や課題にも答えていきたいと思います。
■タイムスケジュール
19:00~19:05 オープニング
19:05~19:55 ゲストスピーカーによるプレゼンテーション①②
19:55~20:25 深掘りトーク
20:25~20:35 インサイト
20:35~20:55 Q&Aコーナー
(視聴申し込み時のフォームによる事前質問のほか、ウェビナー中の質問も受け付けます。事務局がセレクトします)
20:55~21:00 エンディング
■ゲストスピーカー
- 金子直浩さん
- 社会福祉法人ケアネット「和心」施設長
就職氷河期に理系大学を卒業。卒業後、介護専門学校に進学し、介護福祉士の資格を取得後、神奈川県内の高齢者施設に就職。翌年、社会福祉法人ケアネットに転職。神奈川県で第1号となったユニットケアの特別養護老人ホーム開設にかかわる。その後、法人内の別施設に異動し、2017年、特別養護老人ホーム和心の施設長に就任。
- 柴田範子さん
- 特定非営利活動法人楽「ひつじ雲」理事長
民間企業を経て、1985年、川崎市職員に。保育園業務職を経て、福祉事務所のホームヘルパーに。1999年、上智社会福祉専門学校専任講師。2004年、「特定非営利活動法人楽」設立。小規模多機能型居宅介護「ひつじ雲」など運営。同年、東洋大学ライフデザイン学部専任講師、08年に准教授。介護福祉士であり、全国小規模多機能型居宅介護連絡協議会理事、介護福祉士国家試験委員、日本介護福祉会副会長などを歴任。子どもは3人。長女は「楽」事務責任者。
■モデレーター
岩崎賢一
朝日新聞社 なかまぁる編集部
朝日新聞社入社後、くらし編集部、政治部、社会部、生活部、科学医療部などで、医療、介護、福祉の政策立案から現場までを長く取材。現在はメディアデザインセンター編集第1部の「なかまぁる」編集部員。2012年、「プロメテウスの罠」(「病院、奮戦す」担当)で日本新聞協会賞受賞、2015年5月、ドキュメンタリー番組「県境が分けた 置き去りにされた宮城県丸森町筆甫~」でギャラクシー賞奨励賞受賞。
■開催日時
2022年11月10日(木) 19:00~21:00
■視聴方法
事前申し込み制によるzoomウェビナーによる視聴
■参加費
無料
■第5回の予定とタイトル、ゲストスピーカー
*参加申し込みは、第4回の開催直前からpeatix上でスタートします。視聴URLも変わりますのでお気を付けください。
【#5】2022年12月2日19時~20時30分
テーマ「ボランティアやアクティブシニアの活用法」
・社会福祉法人桂 「カリタス有東」 センター長 山田洋治さん
・株式会社プラスロボ 「スケッター」 代表取締役CEO 鈴木亮平さん
介護の現場では、有償ボランティアを活用している事業所もあります。
厚生労働省が推奨する介護予防を兼ねた「ボランティアポイント制度」を上手に活用しながら、独自のボランティア制度も組み合わせて上手に活用している「カリタス有東」の山田さんに活用法と独自の仕組み、ボランティアを上手に活用できる事業所と活用できない事業所の違いについて、プレゼンしてもらいます。
「スケッター」の鈴木さんには、シニアだけでなく、10代や20代に広がる「スケッター」を通じた有償ボランティアの活用法やどのような学生や若者がどのような理由で利用しているのか、大学や自治体との連携などについてお話ししていただきます。
ウェビナーは、ボランティアの活用法にとどまらず、そこを入り口にして採用にどう結びつけていったらいいかを含め、深掘りの議論を展開していきます。
■主催
朝日新聞社 なかまぁる編集部
*本事業は、「令和4年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)」(実施主体:朝日新聞社・厚生労働省補助事業)として実施しています。