松本明子さんと考える「介護の洗濯」のニオイ対策 「洗剤ってどれも一緒じゃないの?」の思い込みがあった
インタビュー:岩崎賢一、フォトグラファー:岡田晃奈 Sponsored by 花王「アタック 消臭ストロングジェル」

在宅介護で苦労することの一つに、ニオイがあります。介護される側も介護する側も家族にとって清潔で気持ち良く過ごせる環境が望まれますが、老いとともに起こる尿漏れや、汗、皮脂などのニオイが重なり、衣類や寝具からなかなか落ちないことにストレスを感じてしまう人もいます。ご両親の介護経験があり、今も義母と同居するタレントの松本明子さん(57)と、「介護の洗濯」のニオイ対策について一緒に考えてみました。
本当は「家族」だから洗濯物も一緒に洗いたい
――松本さんはご自身の両親も、配偶者の俳優・本宮泰風さんのお母様とも同居を選択されています。何か想いがあるのでしょうか。
松本明子さん(以下、松本さん):私の中では、幼いころから「同居をする」という選択が普通で、「結婚しても三世代で住むんだ」って思っていました。デビューで上京する前も、祖母と暮らしていたので。私は、生活空間も一緒にしたい、食事も一緒に食べたい、洗濯も一緒に洗いたい、お風呂も一緒に入りたい、ということが「家庭」だと思っています。
――タレントや女優活動のほか実業家としても忙しいと思います。洗濯は面倒ではないですか。
松本さん:洗濯は大好きですね。太陽も好きなのでいつも天日干しです。清潔になるとうれしいですし、日々の暮らしの中で一番の気分転換になります。爽快感もたまらないです。家事の中では洗濯が一番好きです。

きついニオイは洗濯しても取れないという諦めがあった
――松本さんはかつて香川県にお住まいだったご両親を東京に呼び寄せて介護した経験がありますが、「介護の洗濯」について、どのような印象を持っていますか。
松本さん:まず、洗う前の洗濯物に付いたニオイが気になりますよね。私も含め、年を取ってくれば加齢にともなうニオイがあります。それは介護に限らず、健康な世代でもある体臭や、汗臭、尿臭、便臭といったニオイが一番気になります。次に気になるのが汚れです。取れない汚れ、シミが気になって、もう普通の洗濯だけではとれないものとして諦めていましたね。
――いろいろな洗剤が世の中に出回っていますが、諦めていたのですか。
松本さん:はい。シミ、汚れ、ニオイは「取りきれない」ものもあります。シーツや枕カバーも長く使っているとうっすら汚れやニオイが残るようになってきて、それは致し方ないという諦めモードでしたね。あまりにニオイがきつくなったものは、「洗濯しても取れないだろうな」と思って捨てていました。
――介護される側も介護する側も、洗濯してもニオイが取りきれなかったり、不快感が伴うニオイがしたりするとストレスになるという人もいます。
松本さん:部屋干しは本当にニオイが取れないんですよね。生乾き臭があって、生乾き臭があるものをまた着ることになっちゃうので、ニオイのミルフィーユですよね。体臭と生乾き臭の。自分のニオイに慣れてしまって自分は平気でも、年を取ると近くにいる家族や他人に不快感や迷惑をかけてしまっているんじゃないかと気にしちゃいます。
――介護をしているとき、尿臭は気になりましたか。
松本さん:気になります。介護の中でも尿臭や便臭は、体臭と比べてレベルが一つ上がります。特に洗濯は毎日のことなので。
――介護の洗濯にストレスを感じることがありましたか。
松本さん:尿臭や便臭がする父や母の下着類は、風呂場であらかじめお湯で手洗いをして洗濯機に入れていました。ニオイが取りきれない、汚れが取りきれないときは、何回も洗濯していました。「洗濯したのに、もう1回」と。それでもニオイはなかなか取りきれなかったです。
――その時、松本さんは洗剤や洗濯の方法を変えるようなことはしましたか。
松本さん:いや、あまりないです。洗濯機にかける前に手洗いをすることしかないと思っていました。介護の洗濯と、一般的な洗濯は分けて洗いますが、洗剤は同じものを使っていましたね。

嫌なニオイをシャットアウトしているようでびっくり
――乾いた洗濯物に尿臭が残っていて気になるというご家族の人もいます。
松本さん:私も気になります。介護ももちろんですけれども、私自身も年齢とともに尿漏れをします。くしゃみしたとき、大声で笑ったとき、それだけで漏れるときがありますので、気になります。私と同世代の50代の人は、ニオイを気にしていると思います。
――親の介護での洗濯だけではないのですね。
松本さん:アンモニアのニオイって、自分でも気になりますしね。周りの人に迷惑かけてないかとか思いますよね。家にいて、すぐに下着を取り換えられる環境であればいいですけど、仕事に行っているとき、電車の中とかでは「漏れちゃったな、ニオイ大丈夫かな?」とずっと気になりますよね。
――尿臭を消すだけでなく、尿臭のブロック機能がある洗剤があることを知っていましたか。
松本さん:知りませんでした。
――今回のインタビュー前に、尿臭ブロック機能があり、尿臭、体臭、汗皮脂臭に強い「アタック 消臭ストロングジェル」を使ってご家庭で洗濯をしてもらいましたが、使われた感じはどうでしたか。
松本さん:衣類やタオル類、シーツ類の色が1段階トーンアップしました。今まで取りきれなかったニオイも取れて、洗濯した後、いい香りが長持ちするんですよね。今まで使っていた洗剤は、洗剤をたくさん入れて洗濯した後の「瞬間」は香りがあるんですけど、長持ちはしなかったんです。夏は汗でびっしょりのタオルのニオイで倒れそうになるんですけど、この洗剤でタオルに付いたいい香りが汗を拭いてもそのままなんですよ。嫌なニオイをシャットアウトしているようで、びっくりしました。
――洗剤のボトルを開けての香りの印象はどうでしたか。
松本さん:癖が強すぎず、万人が爽やかと感じる香り。女性が好きな香りというふうに感じました。主張しないお花の香り。大輪のユリやバラとかの女王様的なお花ではなくて、目立たないんだけど長く万人が「素敵な香り」というお花ですね。
――その香りが生活の中に日常的にあっても、違和感や不快感がないということですか。
松本さん:毎日の香りとして、長く一緒にいたい香りです。

この洗剤なら柔軟剤を使わなくても繊維の仕上がりが良かった
――松本さんは節約家としても知られています。今の時代、介護で親の衣類や汚れたものを別々に洗うと時間も水道代も電気代も気になるけど、一緒に洗いたくないという人が多いですよね。
松本さん:この洗剤なら介護の洗濯物と私たちの洗濯物とを分けて洗濯する必要はないと思います。それぐらい、汚れもニオイもとれました。普段の洗濯では柔軟剤を一緒に使っていますが、この洗剤なら、柔軟剤を使わなくても繊維の仕上がりが良かったです。洗濯は毎日のことなので、コスパがいい方がいいですね。
――節約家だと洗剤を買うときはいつも詰め替え用ですか。
松本:詰め替えです。
――そうすると洗剤を変えるきっかけ、「これを試してみよう」というマインドにはなりにくいのですか。
松本さん:私はマメな方ではないので、洗剤をそんなに変えないできました。無頓着でした。
――介護の尿臭、体臭、汗臭に強い「アタック 消臭ストロングジェル」という洗剤をお友だちに勧めたいと思いましたか。
松本さん:思いました。「今まで諦めていた汚れ、くすみに試してみなよ」と言いたいですね。「1回だまされたと思って試してみて」って。「強すぎない良い香りが長持ちしているんです」というのを女性に伝えたいですね。
――コスパがよくて、ニオイが取れて、香りが長持ちすると、気持ち良く生活ができそうですね。
松本さん:それが一番ですよね。「洗剤の違いって、こんなに違うのか」というのが、今回、実感です。「洗剤って、どれを買っても一緒じゃないの?」みたいな思い込みがありました。

「尿臭ブロッカーEX」の機能を花王担当者に聞きました
1回洗濯していただければニオイの原因である酵素の発生、働きを抑えてくれる効果
「アタック 消臭ストロングジェル」は、一般的な洗剤よりも香りを少し強くし、洗濯が終わった後も香りが持続するような設計になっています。もちろん、香りを強くしすぎると逆に不快になってしまうので、そこのバランスを保ちつつです。
尿臭などニオイが落ちやすいという機能だけでなく、この洗剤は尿が付いてしまったときに尿のニオイを発生させない特別な技術を使っています。だから、パッケージでも強調していますように「尿臭ブロック」なのです。

松本さんの汗が付いたタオルを洗った後、汗臭が付きにくいと感じたのも、この機能からです。1回洗濯していただければ、ニオイの原因である酵素の発生、働きを抑えてくれる効果の成分「尿臭ブロッカーEX」が生地に付くので、尿が付いてもある程度はニオイが発生しにくくなります。尿は、いろいろな菌と反応して酵素が出ることによって尿臭が発生するからです。「消臭」をうたう洗剤は多いですが、この洗剤はニオイを消すだけじゃなくて、防ぐ効果があります。
- 松本明子(まつもと・あきこ)
- タレント、女優。57歳。1983年、アイドル歌手としてデビュー。1992年~2002年、日本テレビのバラエティー番組『電波少年シリーズ』のMCでブレーク。「バラドル」の第一人者となる。1998年、俳優の本宮泰風さんと結婚し、2000年5月に出産。2022年、著書『実家じまい終わらせました! 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方』が大ヒット。こうしたタレント活動と同時に、30代後半から40代前半は、高齢の両親を香川県高松市から東京に呼び寄せ、介護をしていた。現在は、本宮さんの母親(77)と同居し、衣類を共有するほど仲がいい親子関係を続けている。今も洗濯は松本さんの仕事となっている。

